現在位置:ホーム » スタッフブログ » 診療所で防災訓練を行いました
院長の西園です。当院には平成17年に台風で被災した歴史があります。診療所周囲でヒタヒタと冠水の水位が上がってくる恐ろしさは、今でも忘れることができません。体ひとつで逃げるのに精いっぱいでした。結局、施設1階部分と往診車や送迎車が全損してしまい、完全復旧までに半年以上かかってしまった大災害となりました。
あれから月日が経ち、今では当時のことを知らない職員たちも増えてきました。
先日、診療所で水害に対する防災訓練があり、私も参加させてもらいました。
消防団にも所属している通所リハビリテーション主任が、にしぞの内科の防災担当者として訓練の企画をしてくれました。
診療所周辺の地図をもとに、冠水した場合の水の流れを解説してくれました。その上で、適切な避難経路を皆で確認いたしました。
体の不自由な方を簡易担架で搬送する実地訓練も行いました。慌てると、担架がどこに置いてあるかも忘れてしまいそうですから、日ごろの訓練は大切ですね。
要領がつかめると、女性数名でも担架で運べるようですようです。もちろん、慣れは必要と思いますが。
通所リハビリテーションの主任を初め、セッティングしてくれた皆さんに感謝いたします。
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あの時、生まれて初めて台風の恐ろしさが分りました。
今回の訓練で、皆が災害に対して関心を持ってくれればと思います。
投稿者:デイケアのN | 投稿日:2021年 06月09日 15:08分
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