平成27年10月25日、消防学校で防災訓練があり、参加しました。
最初は人がまばらで、盛会となるのか少し心配になりましたが、開始時間が近づくと共に参加者が集まってきました。
まずは、地震に遭遇した際に身を守る「シャイクアウト訓練」を、参加者一同で行いました。
次に、地域住民によるバケツリレー、集団で安全な区域へ移動する「初動対応訓練」をいたしました。
実際の災害時には、気持ちが動転して、少なくとも訓練以上のことはできないということでした。それで、訓練を繰り返してレベルを高めておく必要があるのですね。
県防災ヘリ「あおぞら」が飛来してきたのです!
最初は点のようでしたが、すぐにその姿が大きくなってきました。そして、建物に取り残された被災者を釣り上げ、無事に救助に成功して病院へ搬送していきました。「あおぞら」よ、どうもありがとう。
対策本部車には、本物の宮崎市長さん(!)が座っておられました。
国土交通省のヘリ「はるかぜ」が上空に待機しており、そこからリアルタイムに送られてくる被災地区の画像を見つめながら、適切なご指示を出しておられました。
がれきに埋もれた車から被災者を助け出す訓練も見学しました。特殊なカッターで車を切断していく場面では、参加者から悲鳴が!
「あぁ、車がもったいない!」(笑)
高い建物から火の手が上がったという想定で、高所での救助訓練や消火訓練がありました。消防隊の方々の迅速で的確な動きに、ただただ圧倒されました。
桂のNさんも、消防団ではこんな感じで活動されているのでしょうね。ちょっと、尊敬してしまいます。
中には、ジェットコースター感覚で楽しんでいた子供さんもおられました。家族連れの皆様には、よい休日の体験イベントになったのではないでしょうか。
でも、一番の人気は自治会有志の皆様による炊き出しコーナーでした。この長打の列をご覧ください。
美味しそうなカレーライスが振る舞われていましたが、残念ながら、自分には既に並ぶ元気がありませんでした。
なんでも、災害に備えて3日分は各家庭で水と食料を備蓄しておいた方がよいということでした。
普段なら、あまりお世話になりたくない、いかつい車両も中央にいくつか…
ボランティア活動でよい汗をかいた週末となりました。
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