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3月14日、宮崎市郡内科医会の学術講演会があり、座長を務めさせていただきました。
講師は、日本医科大学消化器内科の二神生爾先生でした。「慢性便秘症治療の最前線」という演題で、便秘症の病態や治療について、最新の知見をご教授くださいました。
便秘というと、あまりにもポピュラーな病気ですので、患者さん側もわざわざ医療機関へ相談に行ってもよいものかためらうこともあるのではないかと思います。しかし、便秘のために不登校になる児童や仕事に集中できなくなる成人もいて、生活の質に左右しかねないこともあるようです。中には大腸癌などの深刻な病気が隠れている場合もあり、きちんと対処していく疾患であることがよく分かりました。
便秘薬にもさまざまなタイプの薬があり、それぞれ長所や短所を考えながら、使い分ける必要があるということでした。最近、新しい作用機序の便秘薬も出ていて、その特徴などを詳しく教えて下さいました。
明日からでも役に立つお話をきかせていただきました。会場には、予想以上にたくさんの先生方が出席されました。ちょっと意外でしたが、皆このテーマに興味を持たれていたのですね。「たかが便秘、されど便秘」といったところでしょう。
懇親会では、講師の先生も交えて、学会のお話などをお聞かせいただきました。
慢性便秘症については、近日中に治療のガイドラインが発表されるとのことですが、さまざまな先生方の意見があるため、調整に時間がかかっているようです。
多くの便秘に悩む方のため、早く指針が定まることを願っています。
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女性は特に深刻な悩みらしいですね。今の所、僕は関係がないですが、食生活が乱れがちなので、気を付けます。
桂のN
投稿者:桂のN | 投稿日:2017年 03月20日 17:03分
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